下山 [富士山]
下山口までの道のりは長かった・・・。
とにかく頭痛と吐き気。
どう考えても高山病。
それでも歩かなければ下山できないし、下山しなければ高山病もよくならない。
ひたすら歩く。
弱音を吐きながら歩く。
本当に今考えても、お鉢巡りが辛かった。
行かない方が良かったのかもって思う。
それでも1歩1歩歩けば目的地には着くもので、どうにかこうにか下山口に到着したのは13時10分。
お鉢巡りは2時間かかった。
水分調達をして下山したのは13時16分。
2日間かけて登ったのを数時間で下ってゆく。
とにかく辛かったので、早く高度を下げたかったぶすねこは、すごいスピードで下っていった。
砂深い足元はもの凄く滑りやすい。
何度尻もちをついた事か・・・。
下山での必需品は裾カバー(スパッツ)と軍手。
裾カバーは登りでもあった方が良いけれど、軍手は下りには必需品。
転ぶ度に手を着くでしょ、手の擦り傷予防。
絶対転ばない自信がある人は良いけどね。
軍手が無かったらぶすねこはきっと血だらけだったと思うよ。
マスクはあった方が良いけれど、ぶすねこは空気が吸いたかったからマスクはしなかった。
マスクをすると苦しくってしょうがない。
サングラスやら、帽子やらは辛くなってくるとどうでもよくなってくる。
うっとうしくって、途中で外してしまった。
これはみーが撮った写真。
まだこんなに雪が残っている。
ぶすねこは見る余裕はなく先を進んだ。
8合目到着は14時。
ハイペースで下ってきている。
下るというより、滑り落ちていると言った方が良いのかもしれない。
14時10分8合目出発。
次は昨晩泊った7合目。14時45分到着。
ここ太陽館は宿泊者には宿泊証明書をくれて、それを持っていくと翌日もトイレがタダで使わせてもらえる。
ありがたいサービス。
ここで少し食べて休憩した。
下山を始めてから、ぶすねこだけではなくさくっちょも気持ち悪いと言い出した。
「頭痛ーい、気持ち悪ーい。」
ぶすねことおんなじ。高山病だよね。
でも、なぜ下山し始めてから?
とは思うけれど、きっと疲れがピークを越えてしまったのでしょう。
ここまでハイペースで下ってしまったけれど、ここからはゆっくり下山を心がける。
7合目出発は15時15分。
ここから砂払い5合目までは『砂走り』と呼ばれる道。
ふかふかの砂が今まで以上に深く、走るように下っていけるという事だったけれど、
ぶすねこの感覚では滑り落ちていっている感じだった。
何度も転んだ。
でも、尻もちをつくばかりだから、それほど痛くはない。
さくっちょもこの砂走りは苦手だったらしく、転ぶ度に泣いた。
一番体が小さいのだものね。
砂に沈み込む足の負担が一番大きかったに違いない。
さくっちょはとにかく泣いた。
泣きながら下った。
みんな励ましはしたけれど、さくっちょは自分の荷物は最後まで自分で背負い、
自分の足で下りきった。すごいぞさくっちょ!!
砂走りはどこまでも続いた。
角があって先が見えないと、「あそこで終わりだと良いなぁ」と期待するのだけれど、
その期待は見事に裏切られる。
いつまでたっても終わらない。
でも、それだけ登ったって事だよね。
ようやく森が見えて来て、砂払い5合目に到着したのは16時23分。
時間が時間だったからか、下りではほとんど人に会わなかった。
あんまり人がいなくって、道を間違えたんじゃないかって思ったほど。
須走で下山する人は少ないのか?
それとも時間が遅すぎたのか?
その後、泣くさくっちょを励ましつつ、須走5合目に到着したのは17時5分。
下山は約4時間だった。
5合目では行きと同じ菊屋さんでお土産を買った。
動かなくなると途端に寒くなるので、トイレを借りて着替えた。
さくっちょも倒れこむようにベンチに横になり泣いていたので、とにかく着換えさせた。
速乾Tシャツを着ていたけれど、やっぱり着替えないと寒い。
着替えは多めに持っていった方が良いなって思った。
そして御殿場駅行きの最終バスに乗って帰途についた。
とにかく頭痛と吐き気。
どう考えても高山病。
それでも歩かなければ下山できないし、下山しなければ高山病もよくならない。
ひたすら歩く。
弱音を吐きながら歩く。
本当に今考えても、お鉢巡りが辛かった。
行かない方が良かったのかもって思う。
それでも1歩1歩歩けば目的地には着くもので、どうにかこうにか下山口に到着したのは13時10分。
お鉢巡りは2時間かかった。
水分調達をして下山したのは13時16分。
2日間かけて登ったのを数時間で下ってゆく。
とにかく辛かったので、早く高度を下げたかったぶすねこは、すごいスピードで下っていった。
砂深い足元はもの凄く滑りやすい。
何度尻もちをついた事か・・・。
下山での必需品は裾カバー(スパッツ)と軍手。
裾カバーは登りでもあった方が良いけれど、軍手は下りには必需品。
転ぶ度に手を着くでしょ、手の擦り傷予防。
絶対転ばない自信がある人は良いけどね。
軍手が無かったらぶすねこはきっと血だらけだったと思うよ。
マスクはあった方が良いけれど、ぶすねこは空気が吸いたかったからマスクはしなかった。
マスクをすると苦しくってしょうがない。
サングラスやら、帽子やらは辛くなってくるとどうでもよくなってくる。
うっとうしくって、途中で外してしまった。
これはみーが撮った写真。
まだこんなに雪が残っている。
ぶすねこは見る余裕はなく先を進んだ。
8合目到着は14時。
ハイペースで下ってきている。
下るというより、滑り落ちていると言った方が良いのかもしれない。
14時10分8合目出発。
次は昨晩泊った7合目。14時45分到着。
ここ太陽館は宿泊者には宿泊証明書をくれて、それを持っていくと翌日もトイレがタダで使わせてもらえる。
ありがたいサービス。
ここで少し食べて休憩した。
下山を始めてから、ぶすねこだけではなくさくっちょも気持ち悪いと言い出した。
「頭痛ーい、気持ち悪ーい。」
ぶすねことおんなじ。高山病だよね。
でも、なぜ下山し始めてから?
とは思うけれど、きっと疲れがピークを越えてしまったのでしょう。
ここまでハイペースで下ってしまったけれど、ここからはゆっくり下山を心がける。
7合目出発は15時15分。
ここから砂払い5合目までは『砂走り』と呼ばれる道。
ふかふかの砂が今まで以上に深く、走るように下っていけるという事だったけれど、
ぶすねこの感覚では滑り落ちていっている感じだった。
何度も転んだ。
でも、尻もちをつくばかりだから、それほど痛くはない。
さくっちょもこの砂走りは苦手だったらしく、転ぶ度に泣いた。
一番体が小さいのだものね。
砂に沈み込む足の負担が一番大きかったに違いない。
さくっちょはとにかく泣いた。
泣きながら下った。
みんな励ましはしたけれど、さくっちょは自分の荷物は最後まで自分で背負い、
自分の足で下りきった。すごいぞさくっちょ!!
砂走りはどこまでも続いた。
角があって先が見えないと、「あそこで終わりだと良いなぁ」と期待するのだけれど、
その期待は見事に裏切られる。
いつまでたっても終わらない。
でも、それだけ登ったって事だよね。
ようやく森が見えて来て、砂払い5合目に到着したのは16時23分。
時間が時間だったからか、下りではほとんど人に会わなかった。
あんまり人がいなくって、道を間違えたんじゃないかって思ったほど。
須走で下山する人は少ないのか?
それとも時間が遅すぎたのか?
その後、泣くさくっちょを励ましつつ、須走5合目に到着したのは17時5分。
下山は約4時間だった。
5合目では行きと同じ菊屋さんでお土産を買った。
動かなくなると途端に寒くなるので、トイレを借りて着替えた。
さくっちょも倒れこむようにベンチに横になり泣いていたので、とにかく着換えさせた。
速乾Tシャツを着ていたけれど、やっぱり着替えないと寒い。
着替えは多めに持っていった方が良いなって思った。
そして御殿場駅行きの最終バスに乗って帰途についた。
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