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2009-05-14  ゴールデンウィークの筑波山 [以前の記事]

ゴールデンウィークに行きました。

気候が良くなってきたので、山にでも行こうと、行って来たのは筑波山。
筑波山は前々から興味はあったものの、
とても行きにくくて、なかなか行かなかった山。
山が、そんなに交通の便のいいところにあるわけないと分かっていても、
電車やバスを乗り継ぐのはおっくうだったりする。
なんて、ぐーたらな理由だろう。
そんなこんなでなかなかお尻が重かったぶすねこ一家も、
このいい気候に、筑波まで行く気が盛り上がった。
ゴールデンウィークは、混んでるに違いないとは思ったのだけれど、
まあ、山登りだし、多少人が多くても大丈夫だろうなんて、軽い気持ちで出発した。
当日の天気は曇り。
気持ちの良い晴れではなかったものの、太陽ピーカンより、
むしろ良い天気なんじゃないかという感じ。
筑波までは、つくばエクスプレス(TX)に乗った。ぶすねこはTX初乗車。
鉄道マニアではないのだけれど、乗り物好きのぶすねこ。
初TXにうきうきしながらの45分。
でも、ふつーの通勤電車だったなぁ。
東京、秋葉原から、埼玉、千葉、そして茨城と通って、あっという間に筑波に。
TXの中では、登山客と思わしき人たちは、そんなに多くなく、
ゴールデンウィークといえども、そんなに混んでないんじゃないかと思っちゃったのだけれど、
駅から筑波山までのバスが、えらく混んでいた。
正確には、バス自体は臨時便を出してくれたりしていて、
そんなに混んではいなかったのだけれど、道路が混んでいたのだ。
通常40分で行くところが、1時間半〜2時間だと言われた。
町中はスムーズに走っていたバスも、山道に入ると、とたんに渋滞をし、
歩いている方が早そうだった。
渋滞をし出すと、運転手さんが「ここでおりて歩きたいという方はおっしゃって下さい」と言う。
すると、お客さんがぞろぞろと降り出した。
子供たちもバスに飽きていた頃だったし、ぶすねこ一家も、そこで降り、歩くことにした。

P5030013.JPG

渋滞している車の横を歩く。
特別に歩道があるところではないので、危なくて、空気も悪い。
結果的には、たいして早くも着けなかったし、乗っていた方が良かったかも・・・。
一汗かいて、ようやく予定を大幅に遅れて、筑波山神社についた。
予定では、頂上で昼食にしようと思っていたのだけれど、
遅くなってしまったので、食べてから登ることにした。
おにぎりは持ってきていたのだけれど、神社へ向かう途中に、
「爆弾焼き」なる物を売っている販売カーを見つけて、買ってみた。

P5030014.JPG

たこ焼きのえらくおっきいのって感じ。
中は、たこも入っていたし、ウインナーやら、
うずらの卵やら、いろんなものが入っていた。
昼食に、店先のベンチを貸してくれたお土産屋さんのおばちゃんが、
「この爆弾、すっごくおいしいのよね〜。いっつも行列よ〜。」
なんて言っていたけれど、ぶすねこが買った時は、誰も並んでいなかったし、
ぶすねこは、あまり良さが分からなかったなぁ。面白かったけど。

P5030041.JPG

ここのお店の前のベンチをお借りしました。
明るくて、気さくで、とっても良いおばちゃんだった。

筑波山には2つの頂がある。「男体山」と、「女体山」
山は全て、神社の敷地で、夫婦和合や、縁結びの神様であるらしい。
今回、お土産屋のおばちゃんの勧めで、登るのは「女体山」の方にした。
女体山の方が、距離は長いけれど、緩やかなのだ。
それは下調べで分かっていたのだけれど、距離の短い「男体山」の方を登る予定でいた。
でも、長年ここでお土産屋を営んでいるおばちゃんの言う事は聞いた方が良いだろう
ということで、予定変更をした。

P5030016.JPG

鳥居をくぐって、山を登りはじめる。

P5030020.JPG

女性の山というイメージで登りはじめたけれど、なかなか荒々しい感じがした。
登山初心者だから、こんな登りでも、弱音を吐いてしまうのか?
ダーは、「女の方が、大変なんだよ。きっと、男の方が、直線的で、
登りやすかったに違いない。」と言っていた。
今度はぜひ、男体山の方を登って、比べてみたいもんだ。

途中には、立派な木も数多く生えていて、空気がおいしい。

P5030018.JPG

この日は、湿度が高かったのか、もの凄く汗をかいた。

一番ペースの遅いさくっちょに合わせながら、休み休み登った。
人は多いなぁとは思ったものの、さほどストレスなく登っていたのだけれど、
途中、山頂近くになって、ロープウェイの駅と合流した所からは、ものすごい混雑だった。
ゴールデンウィークってすごいよ。
これだけの人が、山に登ってるんだなぁと、びっくりしたよ。

P5030032.JPG

この岩は、「弁慶七戻り」
あまりの恐さに弁慶が7回も後ずさりしたという。
弁慶も、案外へたれだなぁ。

P5030037.JPG

こちらは大仏岩。
大仏様のように見える。言われてみれば、見える。

ほかにも、記念撮影ポイントはあったのだけれど、
なにぶん人が多くて、思うようには撮影できなかった。
でも、夫婦和合の神様には、きちんとお参りいたしました。

そして、女体山山頂は、ものすごい人、人、人!!
日曜日の新宿駅前ぐらいの人がいたね。
子供と手を離したら、もう二度と会えなくなりそうなくらいの人混みだった。
山頂で、しばし景色を眺めるなんて、事もできないまま、
自分の意志とは関係なく、人に押されて山頂を降り、
帰りは「ケーブルカー」でと、決めていたので、
そのままケーブルカー乗り場にやってくると、そこにもものすごい行列。

P5030039.JPG


一番奥の、三角屋根のところが、ケーブルカー乗り場。
ケーブルカーに乗るのに、30分待ちだった。
みんな、山に登りたいんだなぁ。
こんなに人がいるなんて、想像もしていなかったよ。
筑波山は有名だし、登山客が多い山なんだろうけれど、
身動きできないほど、人がいる山って、初めてだった。
ゴールデンウィークじゃない普段は、どんな感じなんだろう。
いつもこんなんじゃ、また来る気にはならないなぁ。

山自体は、さくっちょでも登れる、初級者向けの山なんだとは思う。
ぶすねこも、息は上がったものの、ちゃんと登れたし、登山道も、整備されていた。
ただ、途中、景色を見ながら休むようなところがなく、景色が見れたのは山頂のみ。
その山頂が、ものすごい人で、登りきった喜びに浸ることも、
景色を愛でることもできず、消化不良だった。
達成感や、充実感を感じることができなかったんだよなぁ。
人が少なかったら、ずいぶん違っただろうとは思うんだけど、ちょっと、残念な感じ。

そのまま、ケーブルカーで下山して、大急ぎで帰りのバスに乗り、慌ただしく帰って来た。
次に行くなら、人がいないときだなぁ。


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