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2012-04-27  長時間歩く [以前の記事]

いつも、3~4時間程度(コースタイム)しか歩いていないぶすねこ一家。
ここらへんでちょっと長い時間歩いてみるかと、コースタイム6時間弱のコースに挑戦した。

向かったのは箱根。
ところどころから富士山が見えると言うのも、富士登山に向けてモチーベーションアップに良いだろうと選んだコース。
ところが、残念ながらお天気が今一つで富士山の姿が見られたのは登る前、登山口だけだった。

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登ったのは乙女峠から金時山~明神ヶ岳のコース。
前日が雨だったため、どこもかしこもぬかるんでいて、歩くのに時間がかかった。
ぶすねこ家の歩く順は、一番ペースの遅いぶすねこ、さくっちょ、みー、ダーとなっている。
ぶすねこのペースにみんなが合わせるというのがルール。
山はどんな山でも危険があるから、絶対にふざけない、大人の言う事を聞く、とは言い聞かせているけれど、娘達は本当にしっかりとルールを守る。
普通の道だと走り回るさくっちょも、山では絶対に走らない。
ちゃんと分かるようになったんだと頼もしくなる。

長時間歩くため、スタートはかなり早かった。
新宿から高速バスの始発(6時半!!)に乗り、乙女峠に到着したのは8時半。
ここから登り始める人も結構いて、寂しくない登山開始だった。
金時山頂上は

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かなりな混雑。
10時半ぐらいだったけれど、多くの人が昼食休憩をしていた。
ぶすねこ一家もここで昼食。
ここまでは予定時刻を少しオーバーぐらいで到着していた。
ここから先が長いので、早々に出発。
でも、ぬかるんだ急な下りに苦戦をして、時間がかかった。
登って来る人も多く、譲り合いながらというのも、時間がかかる要因だった。

登山をしていて思った事。
登山では基本は登りの人が優先だそうで。(本を読んで仕入れた知識。)
娘たちにも教えてなるべく登りの人を優先にと思っていたのだけれど、
子連れだと、たいがいこちらを先に通してくれる。
どうやら、大変な人が優先という事らしい。
なんてすばらしい精神なんだと思う。
「お先にどうぞ」のこの精神は、山じゃなくっても大事だなぁなんて思った。
すれ違いの際、どこで止まって相手とすれ違うかなどの判断は先頭のぶすねこがする。
ところが、変な所で止まって、ダーに文句を言われることばかり・・・。
ぶすねこは安全な場所にいるけど、振り返るとダーが安全な場所にたどり着けていなかったり…。
先頭を務めるぶすねこの訓練が一番必要だったりする・・・。

ここの急な下りでぶすねこは2回ほど尻もちをついた。
身を持って『滑りやすいよ』と、みんなに教えてあげたという事にしている。
他の3人はちっとも滑らない。
なぜ・・・?
運動能力のせい?
いや、靴のせいに違いないと、靴のせいにしている。
ぶすねこの靴、滑りやすいんだって。
デザインに魅かれて同じものを買っていた友達が、あんまり滑りやすいから買い替えたって。
そんな事を聞くと、買い替えたくなってしまうなぁ。
物のせいにしちゃいけないんだろうけど…。

歩きすすむにつれて、人が少なくなってきた。
すれ違う人もぐっと減る。
2時を過ぎたころからはぱったりと人に会わなくなってしまった。
その頃、予定時刻を大きく遅れていた。
下山予定が4時だったけど、この分だと4時半もまわってしまいそうだった。
休憩の時間を減らして、なるべく急いだ。

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途中で見えた大涌谷。
この辺から霧が濃くなってきた。
最後の明神ヶ岳に到着した時は遠くはほとんど見えない状態。
雲の上にいる感じだった。

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霧が一層濃くなり、山を登って来て山頂も一気に飲み込んでいった。
その様はもの凄く幻想的できれいだったけど、人っ子ひとりいない山頂で濃い霧に包まれていくのはもの凄い恐怖でもあった。
ほんの数分で景色が一気に変わる。
山の怖さのほんの一部を垣間見た。

後はひたすら下り。
そのほとんどが階段状で、途中で膝が悲鳴を上げた。
でも、痛くても自分の足で降りなくちゃならない。
なかなか過酷だったな。

帰りには温泉に入って~なんてもくろんでいたけれど、とんでもなかった。
膝が痛くって普通に歩くのも時間がかかり、とにかくロマンスカーに乗って帰った。
ちょうど良くロマンスカーがあってよかった。

今回は長時間歩くのが目的だったから、目的は達成できたけど、
日帰りハイキングとしては過酷なものがあり、もう一度同じ行程を歩きたいとは思わなかった。
結局、休憩を含めてだけど9時間近くかかったもの。
やはり日帰りは3~4時間がいいなと思った一日だった。


タグ:登山 金時山
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